トランプ氏、北には「政権交代望まない」 南には「米国に感謝しない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.05 10:40
ドナルド・トランプ米国大統領が4日(現地時間)、韓国に対する圧迫性の発言を繰り返した。トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対して「我々は世界の多くの人々を助けているが、彼らは(我々に)絶対に感謝していない」と話した。トランプ大統領は続いて「我々は日本を助けるために多くの金を使っている。韓国・フィリピンを助けるためにも多くの金を使っている」と話した。記者団が南シナ海をめぐり中国と葛藤を深めている状況に対して質問を受けて答えた内容だ。
トランプ大統領は「我々は非常に強力な同盟を多く保有している」とし「(米軍が)駐留するだけで同盟にとても大きな恩恵(big favors)を施している」とも述べた。トランプ大統領は続いて「多くの場合、一部の場合、だが多くの場合」と説明しながら「(同盟国が)我々のためにしていることは多くない」と話した。
これは米軍駐留費用である防衛費分担金協議に入らなければならない韓国と日本に対する圧迫だと解釈される。トランプ大統領は先月7日、「金持ち国である韓国が防衛費を上げることにした」とし「交渉が始まった」と明らかにしたことがある。続いて先月9日、ある大統領選挙資金募金行事では「(昨年の)韓国の防衛費分担金を上げるのは難しくなかった」とし「ブルックリンの賃貸アパートで家賃114ドルを受け取るよりも韓国から10億ドルもらうことのほうが簡単だった」とも発言した。