韓経:韓国、LNG輸入の37%をカタールに依存…需給に注目
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.19 14:43
サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)など中東および北アフリカ9カ国が世界最大の天然ガス生産国カタールと断交したことを受け、韓国国内のエネルギー需給と産業界に及ぼす影響に関心が集まっている。カタールは韓国の最大の液化天然ガス(LNG)輸入国であり、サウジアラビアは韓国の最大の原油輸入国だ。今回の断交事態が「敵か味方か」という争いになる場合、エネルギー需給問題が浮上するという懸念が出ている。
カタールと長期契約を結んでLNGを輸入する韓国ガス公社は、カタールからのガス輸入に支障はないと把握している。しかし断交事態が長期化すればLNG需給問題が膨らむだけに状況を注視している。韓国はLNG輸入全体の37%をカタールに依存している。