輸出・内需不振、デフレ憂慮…「韓銀、証券市場・不動産価格の火種生かせ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.04 15:45
韓国の実物景気と不動産・株式市場の温度差がますます激しくなっている。3日、統計庁によれば2月の消費者物価上昇率は、昨年の同月より0.5%の上昇にとどまった。1999年7月(0.3%)以後15年7カ月ぶりに最も低い上昇率だ。たばこの値段引き上げによる物価上昇効果(0.6ポイント)を除けば事実上マイナスの物価上昇率を記録したことになる。統計庁が75年に物価上昇率を集計し始めて以降マイナス物価上昇率は一度もなかった。
さらに1月の産業生産と2月の輸出実績も予想より振るわなかった。ただし1~2月は前年12月の状況とソルラル(旧正月)連休がいつかによって指標が揺らぐ可能性がある。