サムスン電子、昨年の売り上げ過去最大の200兆ウォン(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.09 10:12
この日部門別の実績は発表されなかったが、証券業界ではサムスン電子が昨年第4四半期にIM(IT・モバイル)部門だけで5兆7000億ウォン程度の営業利益を上げたと予想している。四半期全体営業利益8兆8000億ウォンの65%に近い数値だ。スマートフォン市場の好調は半導体部門にも肯定的な影響を及ぼした。スマートフォンに使われるアプリケーションプロセッサ(AP)とモバイルDRAM、NANDフラッシュなどの需要が増えたおかげだ。大信証券のカン・ジョンウォン研究員は、「年末のギャラクシーノート2とアップルの新製品発売により半導体分野だけで第3四半期より5000億ウォン以上増えた1兆6000億ウォンの利益を収めたとみられる」と話した。
今年も好調が続く場合、売り上げ2000億ドル(約212兆ウォン)の達成も期待される。昨年1月に当時サムスン電子の最高経営責任者(CEO)だった崔志成(チェ・ジソン)副会長は、「2015年以前に売り上げ2000億ドルを達成する初めての電子メーカーになるだろう」と話した。ただし現実はそれほど容易ではない。