【社説】規制で市場を正そうという思考から抜け出す時だ=韓国(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.07.16 13:18
企業が、競争を行うよりも政府のガイドラインに合わせ安住する構造に定着してしまった。スマートフォン価格引き下げを誘導するという趣旨で導入した端末器流通構造改善法もやはり意図した成果を出すことができずとんでもない結果を生んでいる。過当競争を防止するという名分で導入した補助金上限線のため国民のだれもが高い価格で端末を買わなければならない状況になってしまった。
寡占の被害を懸念して政府が市場に介入しくだらないガイドラインを定める過去の方式に対しもう一度考える時になった。免税店は数字を定めて関税庁が特許を与える代わりに一定の基準を備えればだれでも参入して競争できる登録制に変えることが時代の変化に適合した方法だ。移動通信料金や端末価格も規制を緩和し思う存分に価格競争ができるようする案も検討すべきだ。この過程で便法や違法など不公正行為を犯すならば徹底的に見つけ出し厳格に処罰すれば良い。