政府、離散家族再会には積極的…週内にも赤十字会談提案へ
現代(ヒョンデ)グループと北朝鮮・アジア太平洋平和委員会が合意した内容に対し、当局間の協議が必要だとして、慎重姿勢を示していた政府が、唯一離散家族再会問題には積極的に取りかかっている。
秋夕(チュソク、中秋 10月3日)をきっかけに、北朝鮮南東部の観光地、金剛山(クムガンサン)で離散家族再会を行うため、早ければ週内にも赤十字会談を先に提案するという方針まで固めた。政府当局者は17日「高齢の離散家族を考えれば、離散家族再会は一日も早く行わねばならない」とした上で「南北(韓国・北朝鮮)赤十字社間の協議や対象者の選定を踏まえれば、時間がない」と述べた。