<崔氏韓国国政壟断>検察「サムスン捜査に近く着手」…サムスン「捜査に積極的に協力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.03 13:58
サムスン電子が崔順実(チェ・スンシル)氏(60)・チョン・ユラ氏(20)親子が所有するドイツ現地法人コアスポーツ(現WIDECスポーツ)と「乗馬練習支援契約」を結び、昨年9月から最近まで280万ユーロ(約35億ウォン、約3億1600万円)を渡したことが2日、確認された。
このうち10億余ウォンは現在、国際乗馬連盟(FEI)ホームページにチョン氏の所有として登録されているグランプリ優勝馬「ビナタV」を購入するのに使われた。残りの20余億ウォンの使い道はまだ確認されていない。崔氏側が昨年11月に購入したWIDECタウヌスホテル(約6300万円)購入費用、崔氏親子の居住・生活費、崔氏親子の随行者10余人の人件費などに転用された可能性がある。
検察関係者はこの日、「サムスンに対する捜査に着手する計画」とし「現在(Kスポーツ)財団でない別の方(崔氏側)にお金を渡したという疑惑を受ける企業はサムスンが唯一」と述べた。これに関しサムスン電子の関係者は「乗馬界の実力者のパク某氏が『有望株を支援するのにお金を少し出してほしい。選手団を選抜するからドイツに送ろう』と言うので、やむを得ず支援することになった」と話した。続いて「契約書に6人を支援するとなっているが、乗馬協会の派閥争いのため選手団は選抜されず、結局チョン・ユラ氏だけが支援されることになった」と付け加えた。この関係者は「捜査に積極的に協力する」と明らかにした。