サムスン電子、昨年の営業利益8兆3000億…実績も予測も大幅に“外れ”(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.08 09:29
これに対し、外国系の場合、より自由に悲観的な内容のリポートを出せるというのが業界の声だ。顧客が株を購入するだけでなく、下がりそうな銘柄を空売りして収益を出すヘッジファンドなど、多様にあるからだ。あるリサーチセンターの関係者は「今はヘッジファンド活性化に対応し、国内証券会社も投資意見を多様に出すべきだという声が内部からも出てきている」と伝えた。
このように国内証券会社の報告書が市場で信頼されないため、外国系の報告書の市場影響力は非正常的に強まっている。6日のゴールドマンサックスの報告書がそうだ。韓国銀行(韓銀)が政策金利を引き下げる可能性があるという言及に、年初急騰した韓国ウォンが一日で1ドルあたり10.2ウォンも急落した。市中金利上昇の勢いも消えた。金融投資協会が集計した専門家への質問では99.2%が「金利据え置き」を予測した状況だ。