習主席の写真に墨汁を投げつけた後、行方不明中の女性 中国当局に「拘禁」
ⓒ 中央日報日本語版2018.07.19 06:41
中国の習近平国家主席の顔写真に墨汁を投げつけた後、行方不明になっていた女性が中国当局によって拘禁されていたことが分かった。
１８日、ＡＦＰ通信などは、人権擁護団体「中国人権守護者（ＣＨＲＤ）」の情報を引用し、董瑶瓊という２９歳の中国女性が習主席の顔写真に墨汁を投げつけて写真をき損した容疑で中国当局に拘禁されたと報じた。
董氏は今月４日、上海浦東地区で習主席の顔写真に墨汁を投げつける様子を自身のＳＮＳで中継した。
当時、董氏は「習近平の独裁暴政に反対する」と叫び、「習近平がここで私を捕まえに来るのを待っている」と言った。
この一件以降、、中国オンライン上では習主席に対する個人崇拝に反対する主張と行動が相次いでいて、中国官営メディアも習主席関連の動向報道を自制している現象がみられる。
一方、娘の董瑶瓊氏を弁護するために１２日に声明を発表した父親の董建彪氏と人権運動画家の華涌氏も声明を発表した翌日に拘留されたが解放されたという。