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【コラム】トランプと金正恩

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.14 14:08
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本当に妙なことだ。世界最強の米国と毎年食糧を心配しなければならない北朝鮮が雌雄を決するかのように互いに脅威しているからだ。トランプ米大統領が先に「火炎と怒り」を投げると、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が「グアム包囲射撃」で応酬した。

スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の資料によると、米国の昨年の世界国防費支出は6110億ドル(約66兆9300億円)と、圧倒的な世界1位だ。これは2位の中国(2160億ドル)から3位のロシア(692億ドル)、8位の日本(461億ドル)まで合わせたものより多い。不幸にもSIPRIに北朝鮮の国防費資料がない。北朝鮮が公開しないからだ。最近、韓半島(朝鮮半島)先進化財団が発表した資料によると、2015年現在の北朝鮮国防費は83億ドルとされている。厳密な比較ではないが、米国が北朝鮮より74倍程度多いわけだ。

 
このような大きな格差にもかかわらず、北朝鮮と米国が「暴言」を互いにやり取りしながら戦っているとは奇異なことに他ならない。米朝は2012年の2・29合意決裂以降、米国が「戦略的忍耐」に転じることで公式的な会談は実現できなかった。半民半官の1.5トラック会合は数回に渡って行われたが実を結ぶことができなかった。米国が北朝鮮を正しく理解できず、どうすればいいかかさ迷うことでここまで来たのではないかと思われる。米国防長官を務めた中央情報局(CIA)のロバート・ゲーツ元局長は北朝鮮を「ブラックホール」と称して「全世界的にスパイ活動が最も難しい国」と打ち明けた。70年代初め、CIAソウル支部の責任者だったドナルド・グレッグ元駐韓大使も「全世界でこれほど長期的にスパイ活動に失敗した国はなかった」と告白した。

米国情報当局者のこのような考えは歴史的事例にもある。68年1月、米国情報収集艦「プエブロ号拿捕事件」と76年8月「ポプラ事件」だ。プエブロ号事件は11カ月間交渉を行ったところ、米国が謝罪文に署名しすることで解決された。ポプラ事件は、駐韓米軍将校2人が北朝鮮軍に殺害されたが、金日成(キム・イルソン)の「謝罪」なしに「残念」の表明で終わった。2つの事件いずれも空母が出撃するなど戦争寸前まで行ったが、結局北朝鮮をひざまずかせることはできなかった。

金正恩とトランプもこのような二の舞を演じるだろうか。米朝が用心深く脱出口を探しているという話が聞こえている。AP通信も米朝が過去数カ月間、外交ラインの秘密接触を続けてきたと報じた。明日は光復(解放)72周年だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は光復節の祝辞にどのようなメッセージを入れるか悩みが多いだろう。今の8月危機説だけにとらわれず、危機その後も悩んでほしい。

コ・スソク/統一文化研究所研究委員・北朝鮮学博士

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