1兆ウォンの永久債まで…大宇造船海洋だけ優遇?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.03 13:04
輸出入銀行が1兆ウォン(約915億円)規模の大宇(デウ)造船海洋永久債買い取りを推進することにしたことをめぐり金融圏で適切性議論が拡大している。不良企業が資本拡充のために発行する永久債を国策銀行が買うのは企業構造調整に良くない先例になる恐れがあるという懸念のためだ。不良企業の延命手段として永久債発行を悪用されかねないという指摘が出ている。
永久債は発行会社が元金償還満期を無期限で延長できる債券だ。永遠に返さなくても良い債券ということだ。投資家には利子だけ支払えば良い。財務諸表上は負債ではなく資本と記録され、発行会社の立場では資本拡充効果がある。