【コラム】2018年2月までは朴槿恵大統領の責任だ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.04 15:06
朴槿恵(パク・クネ)大統領がイラン訪問から今日帰国する。ルサリまでかぶった朴大統領のイラン訪問は華麗だった。国立国楽院の演奏会、テコンドー公演、韓食・韓服・韓紙展示と体験、韓国単色画と壷の展示、ドラマ上映…。文化行事も多彩だった。イランは「韓流」が熱い国だ。『大長今(テジャングム)』『朱蒙(チュモン)』など韓国史劇の視聴率は80%を超えた。
イランを建てた人物はキュロス大王だ。紀元前6世紀にイラン民族を初めて統合し、当時の文明世界をほとんど征服した。彼は強圧の代わりに寛容を見せた。各種族が自らの文化と宗教を享受できるよう認めた。敵国だったギリシャのクセノフォンは『キュロスの教育』で「比較する相手がいない最も偉大な世界征服者」と賛辞を送った。