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新興国の外国為替不安…韓国には「危機であり機会」

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.02.03 15:31
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「危機であり、機会だ」。

最近、新興国の外国為替危機の兆しに対する金融専門家たちの診断だ。

 
米国連邦準備制度(Fed)の通貨政策決定機構である連邦公開市場委員会(FOMC)の量的緩和の追加縮小後に新興国危機が再発の兆しを見せる中で、韓国内の金融市場にも不安感が広がっている。米国の量的緩和縮小が中国・インド・ブラジルなど新興国の市場不安と複合作用すれば韓国も「川の向こう側の火事見物」をする境遇ではいられないということだ。ハイ投資証券リサーチセンターのイ・スンジュン専任研究員は「いまや米国経済が回復するからといって世界経済が共に回復する時代ではない」として「韓国企業の新興市場依存度が全体輸出の3分の1になるほど比重が増えただけに、新興国の危機に影響を受けかねない」と話した。シン・ミンヨンLG経済研究院経済研究部門長は「現在苦しい状況にあるインドネシアをはじめタイやマレーシアなど東南アジア全般に金融不安が広がる場合、韓国経済にも打撃がありうる」とした。

ひとたび一部国家から危機が始まれば、ドルエクソダスが新興国全体に拡散する憂慮もある。ソシエテジェネラルのブヌア・アン新興市場戦略担当代表は「韓国は現在、金融危機の伝染局面に入った」として「今のような危機状況では、どの新興国が相対的にあまり危険でないのかを選ぶのに時間を投資するのは無意味だ。直ちに、そして全て売るべきだ」と話した。

しかし韓国の基礎体力は1997年とは比較できないほど改善されたため、韓国が当時のような危機を体験する可能性は大きくはないという評価が多い。現在の韓国の外国為替保有額は3450億ドルで史上最高値だ。中国・日本・スイスなどに続く世界7位の水準だ。外貨預金も486億ドルで史上最高水準を維持している。金庫を着実に満たす輸出実績も良好だ。昨年の経常収支黒字は707億3000万ドルで史上最大を記録した2012年の480億8000万ドルより47.2%も増えた。昨年12月の鉱工業生産増加率は前月対比3.4%増で金融危機以後の最高値を記録した。総外債は2012年末の4094億ドルから昨年は4110億ドルに多少増えたが、短期外債比重が31.1%から27.1%に減って健全性は改善されている。

さらにFOMCのテーパリングはすでに予想された手順だ。イ・ジョンウIM投資証券リサーチセンター長は「すでに昨年12月FOMCでFedが月ごとに100億ドル規模で量的緩和の縮小をすると発表しながら、その影響が市場に先に反映された」として「韓国経済にとっては、アルゼンチン・トルコなどで発生した新興国金融危機よりも米国景気が回復局面に入り込んだという点がさらに重要だ」と話した。

むしろ量的緩和の縮小余波で日本の円安基調が停滞して韓国の輸出企業には好材料として作用する展望だ。イセンター長は「年初対比ウォンのレートが3%ほど劣勢に切り替わった」として「半導体・鉄鋼・自動車・携帯電話など円安で直撃弾を受けた国内の主力輸出企業が反撃に出る条件が造成されている」と話した。

チョン・チャヌ金融委員会副委員長も先月30日の緊急会議で「米国の量的緩和縮小の余波で新興国の金融市場から離脱した資金が韓国の金融市場に流入する可能性がある」として「米国が市中の通貨量を減らすことにしたのは結局、景気が生き返ったという判断なのだから対米輸出が増加するだろう」との期待感を表わした。

(中央SUNDAY第360号)

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