韓経:韓国GM、群山工場の無給休職者400人余り年内に全員復職へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.15 11:33
韓国GM(ゼネラルモーターズ)が昨年5月の群山(クンサン)工場閉鎖により生じた無給休職者400人余りを年内に全員復職させることにした。労働組合の「手のひら返し」により約束されていた生計支援金の半額しか受け取れなかった無給休職者らは早ければ9月から順に生産現場に復帰する見通しだ。
14日、自動車業界によると韓国GMは群山工場に勤めていた無給休職者400人余りを富平(プピョン)第2工場に配置することに決めた。現在1交代制で運営中の富平第2工場は来年1月から2交代制に変わる予定だ。富平第1工場の小型スポーツ用多目的車(SUV)トラックスの生産ラインが第2工場に移るためだ。韓国GMは勤務形態の転換により必要になった600人余りの追加人材のうち一部を群山工場の無給休職者で補うことにした。トラックス生産ライン稼動前の事前準備のため9月に車体2部に、11月に組立2部に順に人員を配置する予定だ。韓国GM高位関係者は「昨年5月から無給休職に入った人員が年内に全員復職するだろう」と話した。
当初、3年間の無給休職に入ることになっていた400人余りの休職者は予想より早く職場を取り戻すことになった。無給休職に入った人員は労組と使用側が折半して負担し月225万ウォン(約22万円)の生計支援金を支給することにしたが、労組が約束を破り計画が狂った。無給休職者などは使用側の支援金月112万5000ウォンで生活を続けてきた。