THAAD報復に耐えられず…11年で中国から撤退することになったロッテマート
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.11 14:34
ロッテマートが2007年に中国市場への進出を果たしてから11年で事実上撤退することになった。
11日、ロッテグループによると、ロッテショッピングはこの日取締役会を開き、ロッテマート中国華東法人の約50店舗を約2800億ウォン(約287億円)で中国利群に売却する決定を下した。利群は中国青島地域で1933年に設立された流通専門会社だ。昨年の売上額は1兆7800億ウォンだ。
売却対象店は上海や江蘇省などにある約50店舗だ。この地域には74店舗のロッテマートがあるが、残り約20店舗は利群が買収を拒み、そのまま店を閉める予定だという。