南北(韓国・北朝鮮)対話の再開が、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議につながるだろうか。
北朝鮮の南北対話復帰が、北核危機の解消につながるかが注目されるなか、専門家は、南北会談を通じて核解決の扉を開けるには限界がある、との見方を示している。とりわけ、閣僚級会談・権虎雄(クォン・ホウン)内閣責任参事は14日、韓国側首席代表の鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官あてに送った通知文で「双方は、あくまでも2000年6月15日の南北共同宣言の根本精神である『わが民族同士』の理念に充実すべき」だとし「南北関係を一日も早く正常化しようという念願に基づき、会談を提案する」との立場を示した。