サムスン・LG洗濯機にセーフガードも…米ワールプールは株価暴落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.18 15:31
米国のトランプ政権が1月、サムスンとLGの洗濯機に対して16年ぶりにセーフガード(緊急輸入制限措置)を発動した当時、ワールプールのマーク・ビッツァー最高経営責任者(CEO)は「疑う余地もなくワールプールには好材料」と述べ、米国政府の保護貿易主義を歓迎した。ワールプールは韓国産製品に対してセーフガードを強く請願してきた主役だ。当時、米国政府はワールプールに軍配を上げ、今後3年間は輸入洗濯機のうち120万台未満には20%を、120万台を超過する物量には50%の関税を適用することにした。
あれから6カ月。ビッツァーCEOは言葉を控えている。ビッツァーCEOはウォールストリートジャーナル(WSJ)を通じて「関税と貿易関連措置などによる不安要因がある」とし「今後の市場の動向に注目する」と明らかにした。何か問題があるということだ。1-3月期の純利益は法人税減免などにもかかわらず前年同期比で6400万ドル(723億ウォン)減少し、前兆が表れていた。