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【コラム】10年以内に革新大学が出なければ韓国は落ちこぼれるだろう

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.03.27 09:03
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「N放(放棄)世代」という新造語が取り上げられるほど若者が希望を失っている。このような国家的危機の状況で若者に良い雇用とともに未来への希望を与えるためには、大韓民国が他の国にはできない新しい産業、文化、プラットフォーム、規範などを創り出す「第4次産業の先導国家」に舵を切らなければならない。われわれは光復(解放)して以来70年間、先進国を真似しながら追いつく「ファーストフォロワー(fast follower=早い追従者)」として産業化と民主化を成功裏に成し遂げてきた。だが、このような開発国家モデルではこれ以上成長していくことができない。

デジタル技術が物理・生物などの領域と桁外れのレベルで融合する第4次産業革命時代にファーストムーバー(first mover=先導者)にならなければ、良い雇用を創り出すことはできない。

 
新しい科学的知識の発見、アイデアの発明が新しい商品や工程の革新につながって市場で成功するためには、100回試みて1~2回は成功する、死の渓谷と呼ばれる危険の段階を経るという。大学はこのような過程で発生する危険を減らし分担する役割を果たしてきた。グーグルがスタンフォード大学から出て10年も経たないうちにグローバル企業として成功したように、多くの外国の大学は革新の中心になっていた。研究でもかつてのように商品開発と一定の距離を維持するより、企業の商品開発および応用研究と絶えず相互作用しながら革新の全過程でプラットフォームの役割を果たしている。韓国大学のうち10年内に米スタンフォード大学のような革新中心地の役割を果たす大学が出なければ、われわれは第4次産業革命が求めるファーストムーバーを育成できず落ちこぼれるだろう。

第4次産業革命の時代には革新に劣らず、包容も大事だ。なぜなら、科学と技術が急激に融合・発展する時期には変化に対応する力を備えていない人は落ちこぼれるからだ。最近米国では「包容的大学(inclusive university)」を掲げるアリゾナ州立大(Arizona State University:ASU)が注目されている。ASUのマイケル・クロウ(Michael Crow)学長は2002年に就任して「従来のエリート大学は高校時代に最上位成績を上げられなかった生徒たちをいかに多く排除したかによって順位が付けられた」と批判し、「ASUはより多くの学生を包容して力を高めることで評価されたい」と宣言した。ASUで特に注目すべき点は、先端教育工学を活用して学生一人一人に最適化した学習を提供しているということだ。基礎科目では人工知能が学生の水準に合わせて多様なフィードバックや学習経路(pathways)を提供し、学生指導ではイー・アドバイザー(eAdvisor)がコンピュータデータベースを基に専攻・科目・授業時間などを選択することができるように支援している。ASUの学科統廃合はもっと破格的だ。過去10年間、69学科を廃止して新しい融合学科30個を作った。例えば、天文学科と地質学科を統合して地球・宇宙探査学部を作り、協力して研究・教育している。

韓国でも米ASUのような革新と包容の新しい大学モデルを作るためには、大学に自律を与えなければならない。最近、教育部が構造調整をするといってすべての大学を画一的基準で評価・制裁するだけでなく、退出すべき大学にも支援金を与えて命を伸ばしている。教育部はこのように大学を牛耳り、未来部は出資研究機関と科学技術の支援を担当し、産業部が産学協力を通した研究開発支援を行うことで部署間の力争いが見られている。

この問題を解消するためには、大学を教育部の規制中心統制から分離する必要がある。その次に大学と政府出資研究機関、産業界に対する支援を統合的・体系的に行うために政府部署の改編が必要だ。英国のBIS(Department of Business,Innovation and Sills)のような「革新戦略部」(仮称)がそのようなモデルの一つだ。大学の自律を大幅拡大すると同時に、大学に対する支援を科学技術および産業支援と共に統合的かつ体系的に行うということだ。そして、政府出資研究機関が希望の大学と統合するように支援することで大学の研究力を一段と高めなければならない。もはや政府は、大学が革新の中心で包容の場になるように大転換を遂げるため、統制と介入を撤廃して革新エコシステム作りに集中しなければならない。

李周浩(イ・ジュホ)/KDI国際政策大学院教授

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