韓国リトル野球が強くなった理由...日本に続き米国にも勝利(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.26 11:11
85年の優勝メンバーだったチョ・ギョンファン起亜コーチ(42)は「テレビで後輩たちを見ると、体格が本当に大きくなったという気がした。私たちの時は米国やカナダはもちろん、台湾の選手よりも体が一回り小さかった」とし「以前は強圧的な雰囲気の中で練習をし、試合でも表情が硬かったが、最近の子どもたちは明るく野球を楽しんでいる。それがいい印象を受けた」と満足感を表した。同じく85年の優勝メンバーだったシム・ジェハク・ネクセンコーチ(42)は「韓国の選手は基本技がよくできていた。米国を圧倒した試合だ。本当に素晴らしかった」と称えた。
これまでリトルリーグはアジア予選でいつも台湾に敗れ、本大会に出場できなかった。台湾リトルリーグがあまりにも強かったからだ。成人野球では韓国が戦略・技術で台湾を上回るが、幼い時は力で劣った。
韓国リトルリーグはハン・ヨングァン韓国リトル野球連盟会長(65)が就任した後、基礎体力から向上させた。当時23チームにすぎなかったリトルリーグは8年間で158チームに増えた。野球に専念する小学校の野球部(約100チーム)より、勉強と野球を併行するリトルリーグがより多くなった。「おもしろい野球」を楽しむ生徒が増え、強くなったのだ。