【コラム】韓国ではアイデアがなくても融資がある?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.07 14:55
最近、創造経済の概念と定義は、大韓民国で広く知られている核心単語だ。国会を含むいくつかの機関で、政府および長官に創造経済とは何かという質問する一方、多くの人が今この瞬間にも創造経済の概念および定義について真剣に討論している。この時点で一つ聞きたいことがある。多くの人が「創造経済とはこうだ」と定義するもののうち、間違っているものはあるだろうか。筆者が思うに、創造経済について間違って話す人はいないようだ。深さや幅、使う言葉が異なることはあるだろう。提示する事例が非常に細かいものもあるが、間違った定義をして歪曲される内容はなさそうだ。
筆者の考えでは、すでに創造経済の概念と定義をめぐる論争は十分に行われたようだ。むしろ創造経済の実践がはるかに重要だが、「概念をめぐる論争ばかりして力尽きてしまってはいけない」という心配が先立つ。もう大韓民国で創造経済の概念や定義をめぐる問答がなければいい。同時に言葉尻をとらえるようなことがないことを望む。むしろその実践案について激しい議論が国家レベルで行われるのがよい。絶えずアイデアが整えられながら、その意味と価値が明確になるからだ。