中国・大連「原油流出」 韓国企業に飛び火
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.20 10:44
中国遼寧省大連のパイプライン原油流出事故で、大連沖の海洋汚染が広がっている。特に中国当局が原油の拡散を遮断するために大連港を閉鎖し、港の機能が事実上まひした。このため貨物の積載と荷役が適時に行われる、韓国貿易会社にも影響が及んでいる。
19日の中国メディアによると、16日夜に発生した中国石油(ペトロチャイナ)大連原油備蓄基地の爆発・炎上事故で、汚染海域が100平方キロメートルに拡大したという。前日の海洋汚染面積は50平方キロメートルだった。
現地消防当局は19日、約20隻の船舶と約400人を動員し、海に流出した原油除去作業を始めたが、風と潮流の影響で汚染面積が広がっている。