平和は丈夫な安保の上で可能だ=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.08.14 13:04
見えるものがすべてではない。そう信じたい。トランプ米大統領と北朝鮮の「言葉の爆弾」が目まぐるしく飛び回る。しかしそれがすべてではないだろう。トランプ大統領は記者らに自分ほど「平和的解決法を好む人はいない」と話した。傷は膿んでこそ絞り出すことができる。交渉で優位に立とうと虚勢を張る場合が多い。特に取引の達人であるトランプ大統領の手法だ。見えるものがすべてでないと本当に信じたい。
それでも不安だ。あまりに静かだ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「挑発を中断し対話の道に出るべき」と促してから口を閉じている。文大統領に続き外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官も休暇に出かけた。グアムに韓国人観光客があふれていると米国メディアが驚く。大げさに騒ぐ必要はないがこれでも良いのか不安だ。