技術の前に不況はない…365日稼働するLGのバッテリー工場(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.04 09:49
昨年12月29日、忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)に位置するLG化学梧倉(オチャン)工場の電気自動車用リチウムイオンバッテリー生産ライン。LG化学がメディアに初めて公開したここでは1度の充電で320キロメートル以上走行できる高性能純電気自動車基準で年間10万台分のバッテリーが生産される。電気自動車用バッテリー工場としては世界最大規模だ。ドイツのダイムラーグループなどから注文が増え365日休むことなく工場が稼動する。ライン整備時間を除いた工場稼動率は100%だ。
記者が訪問したこの日もやはり年末であるのに6600平方メートル規模の生産ラインは慌ただしく動いていた。ベルトコンベヤーに沿ってA4用紙大に作られた電気自動車用バッテリー素材のバイセルが絶えず束単位で包装されて出てきた。合計10本のバッテリー生産ラインを備えたこの工場ではラインごとに70人余りの作業員が昼夜12時間ずつ交代で勤務する。LG化学のチョン・ビョンヒ部長は「世界最大の規模に劣らず不良率も0.1%以下と世界最低水準。世界の自動車メーカーなどから技術力を認められており受注は順調に増えるだろう」と自信を見せた。