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【社説】遺伝子治療薬の研究、米国では可能なのに韓国で不可能とは

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.17 17:24
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コーロン生命科学で開発した退行性関節炎の遺伝子治療薬が、生命倫理および安全に関する法律(生命倫理法)で規定した遺伝子治療薬の基準を満たせず許可・販売が不透明だというのが昨日の韓国経済新聞の報道だ。この治療薬は、米国食品医薬局(FDA)で医薬品許可のための最終段階である臨床第3相試験を許可されたという。試験に成功すれば米国ですぐに市販が可能だが、もともと国内では販売が不可能だ。コーロン生命科学は1999年から16年間も研究開発を進めてきた。研究期間も長く、承認手続きも複雑で成功しにくいのが遺伝子治療薬だ。韓国政府が支援しないどころか、終盤の峠で足払いをしている状況だ。本当にもどかしい。

問題は2012年に生命倫理法を改正しながら遺伝子治療に関する規制を大幅に強化したことにある。政府は改正法案で遺伝子治療剤研究のためには「生命を威嚇する病気」でなければならず「利用可能な治療法がない」という条件をいずれも満たすべきだと規定した。この条項を新設して、すでに開発中の治療薬については遡及適用しないという内容さえ盛り込まなかった。法改正以前に研究を進めていた治療薬もこの条項に従わせた。生命を威嚇する病気ではない退行性関節炎は当然、政府の許可条件に含まれなかった。

 
もちろん遺伝子治療薬は副作用が発生する場合、後代にまで影響を及ぼすなど副作用がほかの新薬の開発よりも深刻な可能性もある。開発過程で倫理性と安全性に特別の注意が要求されるのは当然だ。そうであっても韓国だけの問題なのではない。人間のゲノム地図が完成された2003年以降、個人遺伝子にともなうオーダーメード治療は難病を治療するという希望を人類に植えつけた。全世界の遺伝子治療試験だけで2030件ほどが進行中だという。遺伝子治療市場が10年以内に数十兆ウォンに達するという展望も出てくる。EUは研究開発の範囲を具体的に決めず幅広い研究開発を許容している。遺伝子産業の国際競争で負けないためだ。韓国政府のこの朱子学的な孤塁性はどこから来るものなのか。

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