6兆ウォン台市場 「韓国の屋台料理」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.29 15:01
26日、京畿道城南市盆唐区(キョンギド・ソンナムシ・ブンダング)ソヒョン洞の繁華街周辺の裏路地。時おり雨がぱらつくものの、道路にはおよそ10軒の屋台が営業中だった。最近人気を集めているタロット占いのほか、ストッキングやペットの服、アクセサリーなどを売る店もあるが、食べ物を売る店がこれをはるかに上回る。
ここで「大邱(テグ)名物」を呼び物にしたナプチャクマンドゥ(薄い餃子)を食べていた大学生のパク・ハヨンさん(20)は、「専門店の餃子より私の口によく合うので、わざわざここまで足を運んでいる」と話す。この路地では、プルグンオデン(赤いおでん)、フェオリカムジャ(ポットチップスの一種)、ワッフル、たこ焼き、オダリ焼き(ゲソの天ぷら)、手作りたれのソーセージなど、多彩なメニューが歩行者の足を止めている。レギュラーコーヒーや生しぼりジュースというメニューも目を引く。屋台の軒先に「一緒に働いてくれる人を探しています」という広告を張り出している屋台商もいた。