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<Mr.ミリタリー>最悪に向かうかもしれない北朝鮮非核化シナリオ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.15 13:24
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韓米同盟の根幹である連合訓練に対しては否定的だった。コンピューターシミュレーションを活用する例年の韓米連合訓練は大きな費用がかかるとし、「北朝鮮と非核化交渉をする間は連合訓練をしない」と述べた。これを受け、韓米軍当局からは8月に予定された乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)演習を災難対応訓練に変えようという話も出ている。問題は連合訓練をしなければ北朝鮮の脅威に対応した作戦計画がまともに作動しないという点だ。準備態勢が脆弱な状態で実際の戦闘が発生すれば犠牲が増えるだけだ。さらに在韓米軍の縮小または撤収など韓米同盟の弛緩につながりかねない。トランプ大統領は記者会見で「3万2000人(実際は2万8500人)の在韓米軍を今ではないが、いつかは撤収することを望む」とも述べた。

今後、トランプ大統領が述べたように金委員長が誠意を持って完全な非核化を履行すれば幸いだ。韓半島に平和が定着する可能性がある。しかし北朝鮮がすでに確保した核兵器を最後まで放棄しなかったり、非核化の履行過程で不協和音が生じて非核化を中断すれば災難となる。リスクがあまりにも大きい。実際、北朝鮮が核を完全に放棄すると考えている専門家は多くない。韓国は北朝鮮の核を頭にのせて暮らさなければいけないということだ。北朝鮮が核ミサイルで在韓米軍および在日米軍を脅迫する可能性もある。その場合、米国が北朝鮮の核脅威に負担を感じて在韓米軍撤収を検討しないという保証もない。米国の立場では北東アジアで中国の影響力を牽制するために在日米軍でも維持しようとする可能性を排除できない。1950年に韓国戦争を招いたアチソンラインが再現されるということだ。

 
万が一、北朝鮮が非核化から離脱して核兵器で韓・米を脅迫する状況が生じる場合、韓国の代案は何か。北朝鮮にすべてを譲歩しなければいけないのか。それはできない。文在寅(ムン・ジェイン)とトランプ大統領が推進中の北朝鮮の非核化に金委員長の努力が加わって韓半島非核化が達成されることを強く望むが、安保的には最悪の状況にも備えなければいけない。したがってこれから政府は慎重モードで進んでいく必要がある。1000発の北朝鮮弾道ミサイルが存在するが、パトリオット級国産迎撃ミサイルM-SAM生産を保留する国防部の決定などがあってはならない。国民が不安を感じて安保態勢が疑われる。人気中心の国防安保政策は最大限に排除されるべきだ。連合訓練の中断も同じだ。米国が韓国と相談なく連合訓練を一方的に中断する非礼が繰り返されないことを望む。


<Mr.ミリタリー>最悪に向かうかもしれない北朝鮮非核化シナリオ(1)

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