「キムチ・韓国カラオケなど特別授業」…シーメンス韓独スタッフ交流の秘密(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.10 14:55
結果は驚くべきものだった。ドイツチームは職位の上下を問わず誰も彼も自分の意見を先を争って話した。反面、韓国チームではリーダーばかり発言をした。シーメンス・エネルギーソリューション事業部リュ・ギョンニム代理は「今回のワークショップを通じてドイツ職員は韓国人職員が『他人の仕事』について尋ね、業務共有を通じて仕事の効率を上げるということを理解した」と話した。ぎこちない「文化衝突」は会食で解決する。ドイツ職員が好むプルコギとバーベキューがおなじみのメニューだ。
ベルクマン社長は「シーメンスはアジア、特に韓国市場に信頼を持っている」と話した。シーメンス・エネルギーソリューション事業部は発電に必須のタービンを作る。火力でも液化天然ガス(LNG)を利用した発電でもタービンを回して電気エネルギーを作らなければならないため技術力はそのままエネルギー生産に直結する。シーメンスは5億ユーロ(約7400億ウォン)を投資して10年で2011年に効率が60.75%に達する「Hクラス」のガスタービンを開発した。タービンの効率が1%高まれば二酸化炭素発生量を年間2万1500トン減らすことができる。