投資家・起業家が会うウェブサミット…韓国ベンチャー「コンテンツに強み」(1)

投資家・起業家が会うウェブサミット…韓国ベンチャー「コンテンツに強み」(1)

2017年11月10日15時58分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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8日、リスボンで開催されたウェブサミット2017の行事「PITCH」で、韓国のスタートアップ「プルンバム」のキム・ジンヨン代表がプレゼンテーションをしている。
  「ところでその芳香剤(ディフューザー)の価格はいくらか」。

  ピウムラボズ社のキム・ミンジェ・デザイナーは8日、ポルトガル・リスボンの「ウェブサミット2017」で進行された「韓国創業家と会う」現場で、投資家からこのような質問を受けた。同社はスマートフォンと香りを出す機器(電子芳香剤)を結びつけ、その後アロマオイルを提供する「香り事業」モデルを運営している。

  昨年創業し、最初の製品の発売を目前に控えたピウムラボズ社の最も大きな悩みが投資家の目についたのだ。同社は7月、クラウドファンディングのプラットホーム「キックスターター」に初期モデルを1個あたり119-299ドル(13万-33万ウォン)で出し、投資を受けた。目標額(5万ドル)は難なく達成した。しかしサービスの主な対象とする「若い独身女性」が支出するには高いという問題点が残った。キム氏は「私たちが最も悩んでいる部分」とし「製造コストを低めるために機能を単純化したモデルを追加で製作している」と説明した。また「コーヒーカプセル事業モデルのようにアロマ配達で収益を出す構造に転換する予定」と付け加えた。

  韓国スタートアップ(創業初期企業)が世界最大規模の技術カンファレンス「ウェブサミット」で欧州市場をノックしている。ウェブサミットに多数の韓国企業が参加したのは今年が初めてだ。これまでは毎年1、2社だけが参加してきたが、今年は韓国館を設置した韓国コンテンツ振興院が募集したスタートアップ10社に個別で参加した30社など約40社がブースを設置した。事業を開始したばかりのピウムラボズ社のような新進スタートアップが市場を拡張できるようプロジェクトパートナーやメンターと接触する場となる。

  欧州市場進出に困難を感じる韓国スタートアップは今年が本格的に舞台に立つ元年になるとみられる。韓国スタートアップは存在感を見せるために奮闘した。

  170カ国、2000社が参加するため、関心を引けないサービスは埋もれてしまう。ウェブサミット事務局によると、最も多いスタートアップを送った国はオーストリアだ。次いでベルギー、ブラジル、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、インド、アイルランド、イスラエルの順。自国で技術カンファレンスが多い米国は20番目だった。このうち韓国スタートアップは特に韓流や音楽などコンテンツ基盤のサービスに力を注いだ。

  「韓国創業家と会う」は、韓国スタートアップに対する強いインパクトを与えるために準備された行事だ。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)スペイン・マドリード貿易館が企画した非公式行事で、欧州の投資家と韓国の創業者が対面する機会になるという期待から大会形式で進行された。この日の行事にはスペイン国営通信企業テレフォニカのアクセラレーター「ワイラ」、ポルトガルの「ストラティアインベストメント」の関係者ら約20人が参加した。また投資など具体的な成果にはつながっていないが、欧州の有力者と対話をする良い機会になるというのが主催側の説明だ。「韓国創業者に会う」に参加した韓国・日本・ベトナム合弁音楽スタートアップ「ジ・オーシャン」のマーケティング本部長は「プレゼンテーションをした後、7、8カ所が私たちのサービスに関心を示した」とし「悪くないスタート」と語った。
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