台風の中心で核爆弾を爆発させたら…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.29 14:35
台風はうれしくない‘客’だ。生活の基盤を破壊し、人命までも奪っていく。台風5号もそうだった。西海(ソヘ、黄海)に沿って北上する間、韓半島に少なからず被害を及ぼした。そこで思ったことがある。木浦(モクポ)沖で西海の入口を守り、台風5号がこれ以上近づかないように防げないだろうか。人類は先端科学を前面に出しながら、かなり以前からこうした研究をしてきた。台風5号をきっかけに「天気調節(Weather Control)」技術の現状を見てみる。
05年8月、米国南東部を襲った大型ハリケーン「カトリーナ」。直径700キロ、中心の最大風速が75メートルにのぼるほど威力的だった。海水面より低いルイジアナ州ニューオリンズはカトリーナの直撃弾を受けた。死亡・行方不明者は2541人にのぼった。