韓国748億ドル-中国2535億ドル…北安保問題と対等交換をしたトランプ氏の経済戦略
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.10 15:23
今月5日から始まったドナルド・トランプ米国大統領の初めての韓日中3カ国歴訪について「お金(貿易)に始まりお金で終わった」という言葉が出ている。韓国メディア「聯合ニュース」によると、3カ国をめぐって数百兆ウォン台に達する経済成果を挙げたという点で、トランプ氏の事業家気質が発揮されたという分析がある。
トランプ大統領はまず最初の訪問先の日本で「おもてなし」を受ける中でも、特有の直説話法で「貿易不公正」問題を遠慮なく持ち出した。訪日2日目の6日午前、駐日米国大使館で開かれた日米企業経営者対象の懇談会で、トランプ氏は「米日貿易は公正でも、開放でもなかった」と述べて貿易不均衡問題を提起した。
続いて安倍晋三首相との首脳会談が終わった後の共同記者会見で、トランプ大統領は「米国は世界最高の軍事装備を保有している。米国の軍事装備を購入すれば上空で北朝鮮ミサイルを撃ち落としてしまうことができる」と広報した。これに対し、安倍首相は「日本の防衛力を質的・量的に拡充する。米国から武器をさらに購入することになるだろう」と述べた。