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「韓国料理はデザイン、食べる礼法も重要」…アン・ジョンヒョンさん

2009.06.07 14:08
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韓・アセアン首脳会議で提供した昼食を担当した韓食世界化推進団委員でレストラン「ウリガ」社長、アン・ジョンヒョンさん(写真)は、大学で工芸を専攻し、ろうそく工芸家として有名だ。「料理にもデザインの概念が必要だ」とし、今度は普段から関心の高かった料理分野に足をふみ入れた。初めて進出した事業は、婚礼料理だ。真心を込めた料理でたちまち知られるようになり、自信を得た彼女は2004年12月、ソウル江南区新沙洞にあるレストラン「私たちが楽しむ食べ物の芸術」(ウリガ)を出店した。グレードアップした韓食を多くの人と一緒に楽しみたいという考えだった。

 
彼女は自分の料理を「フュージョン韓食」ではないと強調する。材料と料理方式は正統の韓食にこだわる。料理を盛り付けるときは自分の専攻である美術と工芸能力を生かす。花と韓国の陶磁器を十分活用する。アンさんは食べ物の味だけではなく盛る器と飾る花まで管理する。自分が気に入らなければ出さない。食べ物を作ることから食べるまでの礼儀もきちんと考える。

彼女の料理はこれまで多くの人を感動させた。世界的に有名なフランス料理人ピエール・ガニエール氏は今年の2月、本紙とのインタビューで「世界どこでも味わうことができなかったおいしい料理だ」とアン社長の料理に称賛を惜しまなかった。ガニエール氏は権威あるレストラン評価だミシュランガイドで最高点数である星3つを何度も受けた実力派だ。

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