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【取材日記】安京煥氏の息子のために起きた「学生簿総合選考」をめぐる議論=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.19 10:55
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「退学寸前まで行きながら学生簿総合選考でソウル大学に合格するのが公正なのですか?」「随時募集制度の弱点が明らかになったものだが、チョン・ユラ事件よりもっと大きな問題です」。

インターネットコミュニティで、法務部長官候補に指名されていた安京煥(アン・ギョンファン)氏の息子のソウル大学入学をめぐる議論が絶えず続いている。安氏の落馬にもかかわらず、むしろ学生簿総合選考自体の公正性議論に広まっている。

 
安氏の息子(20)は2014年のハナ高校在学時に女子生徒を自身の寄宿舎の部屋に呼び込んだ事実が摘発され退学処分を受けた。安氏は学校に嘆願書を送り、続いて開かれた再審では「特別教育履修」に懲戒水準が低くなった。その後安氏の息子は学生簿総合選考で2016年にソウル大学に合格した。

これをめぐり「学生簿総合選考は学生簿(内申書)と自己紹介書、推薦書などで学生の学業能力と性格を判断する選考方法だ。退学まで議論された安氏がこの選考で合格したことは問題だ」との指摘が父兄と学生の間から出ている。

最近の大学入試では学生簿総合選考が大勢だ。ソウル大学は随時募集全体を学生簿総合選考で選ぶ。ソウルにある大学の今年の随時募集で学生簿総合選考による選抜比率は56%に達する。

高校・大学は学生簿総合選考を支持する。「学生簿総合選考導入後、生徒らは学校の授業に積極的」(高校教師ら)、「学生簿総合選考出身入学生の大学生活適応度が優れている」(大学)ということだ。

父兄と受験生の一部が学生簿総合選考に拒否感を感じるのは「公正でないのでは」という懸念のためだ。安氏の事例はこうした拒否感の信管に触れた格好だ。実際に安氏の学生簿には「特別教育履修」の事実が記載されていない。「学生簿総合選考は高校学生簿に対する信頼が前提だ。こうした事例を見れば学生簿を信頼できないのではないか」との反応が出てくる理由だ。

もともと学生簿には懲戒事実は記録されていなかった。2011年に大邱(テグ)の中学生が校内暴力に苦しめられて命を絶った事件で方針が変わった。2012年から校内暴力自治委員会の懲戒を記録するよう義務化した。だが安氏のように校内暴力ではない逸脱に対する懲戒を記録する義務はない。父兄と学生の反発にもかかわらずこれを記載するなら学校や教師の強い意志がなければならない。ソウルのある高校教師は「特別教育履修は相当高い水準の懲戒だが学生簿に記録されるケースは珍しい」と話す。

学生簿記録の責任を教師個人の良心や選択にだけ任せては困る。重要な懲戒事実など学生簿に必ず記録しなければならないものは基準を作らなければならない。学生簿が大学入試で重要になっているだけに、高校と教育当局、大学がともに額を突き合わせなければならない。学生簿の信頼度が担保されてこそ学生簿総合選考もある。

ナム・ユンソン/社会1部記者

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