大統領弾劾審判中に大統領権限代行弾劾カードを取り出した韓国野党(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.28 15:53
黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行が27日、崔順実(チェ・スンシル)特別検察官チームの捜査期間延長要請を拒否すると、野党が弾劾カードを取り出した。憲政史上初めてのことだ。大統領権限代行はもちろん、首相に対しても弾劾が進められたことはなかった。
共に民主党、国民の党、正義党の野党3党はこの日、3月に臨時国会を召集し、黄代行に対する弾劾を推進することで一致した。憲法第65条によると、首相に対する弾劾案は在籍議員の3分の1が発議し、在籍議員の過半が賛成すれば通過する。民主党(121議席)、国民の党(39議席)、正義党(6議席)が結集すれば過半議席を超えるため、黄代行の弾劾が可能だ。しかし一部では大統領権限代行は大統領に準ずる弾劾基準(在籍議員3分の2以上の賛成)を適用するべきだという主張もある。この場合、正しい政党(32席議席)と一部の無所属までが弾劾に参加しなければならない。