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【コラム】南北が連結してこそ韓国が東亜地中海の中枢に(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.17 17:02
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韓国はオデュッセウスとは違い、米国と中国という2人の巨人の目を刺して盲目的な大国にせずに片目の2人の巨人がバランス感覚を備えた関係を結ぶよう媒介する掛け橋の役割をしなければならない。そのためには南北平和体制を構築して8000万人の経済圏を形成し、韓中日の三角均衡体制(triad)を備えて、これを基に米国と中国の間で平和を作って繋ぐ掛け橋国家(bridging state)にならなければいけない。

北朝鮮・中国・ロシアの3国が国境を共有している豆満江の下流で私たちは韓半島の平和の機会と希望を見た。龍虎閣という中国国境の展望台で私たちオデュッセウスは中国の致命的弱点を発見した。中国の国境は海に至らない地点で終わっていて、中国は韓国戦争以後、東海に出て行くことができなかったし中国海軍は東海に存在しなかったために少なくとも東海では「米国による平和(Pax Americana)」が維持されたのだ。それで中国は羅津(ナジン)港埠頭の長期租借を通した東海への通路確保を核心的な国家戦略として着実に推進してきた。ところで天恵の不凍港、羅津をロシアも狙っていて羅津港をめぐり中国とロシアが激しい争いをしていた。北朝鮮は戦略的価値が途方もない羅津港を体制生存のための核心資産として活用している。しかし北朝鮮はオデュッセウスがそうしたように、羅津港近海の中露のサイレン(sirens)の致命的な誘惑の歌に耳をふさがなければならない。北朝鮮は中露のサイレンの誘惑にはまって羅津港を軍港として長期租借して東海を対立の海にして体制の生存自体を危険に陥れずに、自ら平和利益を重視する平和国家に変貌して羅津港をテコに朝中露韓が参加する広域の豆満江開発計画を推進し、極東ロシアのガス管をつなげる露・米・中・日・韓・朝の参加する北東アジアエネルギー共同体を作って米国を含めた北東アジアすべての国が北東アジアの平和を維持するために核心的な利益を持たせなければならない。もし北朝鮮がこうした平和利益(peace interests)の創出を主導するならば韓半島と東アジアの平和体制に決定的に寄与することで、国際社会は平和国家に変貌した北朝鮮体制の生存を保障するだろう。これが豆満江の下流でオデュッセウスが発見した韓半島平和の機会と希望だった。

 
イム・ヒョクベク高麗(コリョ)大学政治外交学科教授


【コラム】南北が連結してこそ韓国が東亜地中海の中枢に(1)

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