「親日人名事典」発刊4日前に子孫ら「朴正煕・張志淵を掲載するな」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.04 08:22
民族問題研究所が制作した「親日人名事典」の発刊を控え、朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領と張志淵(チャン・ジヨン)の子孫が法的対応に乗り出した。研究所は8日、親日派の名前と行跡を記録した人名事典を公開する予定だ。
朴元大統領の息子ジマン氏(51)は先月26日、ソウル北部地方裁判所に「親日人名事典に朴元大統領を掲載すべきでない」という仮処分申請を出した。
ジマン氏は仮処分申請で「朴元大統領は日本軍ではなく満州軍で勤め、朝鮮独立軍の討伐に参加していない」とし「祖国に尽くした面は考慮せず無条件に親日派と規定するのは、故人の名誉を傷つける行為」と主張した。研究所は「1944年に日本軍陸軍少尉に任官された」という理由で親日名簿に朴元大統領を含めた。