GMアジア太平洋本部を韓国に移すというが…中国400万台市場は含まれず(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.11 11:26
韓国部品の購買も増やすことにした。現在、韓国の協力会社がGMに納品する部品の規模は約2兆ウォン(約2000億円)。今回のMOUをきっかけにこれをさらに拡大するという構想だ。電気自動車・自動運転車など未来の自動車分野の技術協力も強化することにした。韓国にあるR&Dセンターとデザインセンターを最大限に活用し、エンジンなど核心部品を開発するという内容だ。産業部もこれに歩調を合わせて「自動車部品業界危機克服支援事業」を新設し、国内部品会社に年間数百億ウォン規模のR&D予算を支援することにした。
交渉がヤマ場を迎えるたびに高ヒョン権(コ・ヒョングォン)企画財政部第1次官ら政府関係者がGM側の要人に会って解決を図った点も交渉力を高めた。企画財政部が交渉当事者に会うことには反対の意見もあったが、金東ヨン副首相は「責任を負うので積極的に会って我々の原則も明確に伝えるべき」と指示した。