韓国人、WHO基準の2倍以上の粒子状物質を吸って生活(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.08 10:21
韓国国民は世界保健機構(WHO)が定めた勧告基準の2倍以上の粒子状物質(PM-10)を日常的に吸って生活していることが明らかになった。WHOの年間平均勧告基準は立方メートル当たり20マイクログラム(1マイクログラム=100万分の1グラム)だが、それに比べて韓国国民が呼吸する空気中の粒子状物質量は48マイクログラム/立方メートルだという分析結果が出た。
中央日報環境チームは韓国国立環境科学院が毎年発刊する大気環境年譜を基に大気汚染測定網が備わっているソウルなど全国78都市の2014~2016年3年間分の粒子状物質(PM-10)平均濃度を計算した。毎年変化する気象条件により粒子状物質汚染度も変わり得るため3年間の平均値を算出して比較した。