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<新年インタビュー>どのようにすれば大韓民国は変わるだろうか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.04 16:22
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--一つ目は現実を認めることだったが二つ目は。

「では今後どのようにしていくかだ。私たちは今まで戦うことだけしか知らなかった。政治を例に挙げるなら、相手を退かせること、政権を執ることには長けていた。だがその次がなかった。うまく運営していくことができなかったし、持続性を発揮して変化を作り出すことができなかった。だから歴史の進歩がなかった。そのような意味で中央日報が新年の話題に『リセット(reset)コリア』を設定したのは時期的に適切だと思う。ただし、ここで主張されているリセットは制度とシステムの交替だけに留まってはいけない。哲学的、人文学的水準のリセットでなければならない」

 
--哲学的水準のリセットとは。

「解放以降、約70年間、大韓民国は世界で類例を見ないほどの急成長を遂げた。社会構成員の要求と時代的アジェンダが見事に一致したためだ。日帝植民地から完全に抜け出すにはどのようにするか。国を建てなければならない。それで建国した。国を建てたら食べて暮らしていくことに関心が出てきた。それが産業化だ。毎日の暮らしがある程度満たされたので、これまで疎かにしてきた人権や権利に視線が移り、そのため民主化を成し遂げることができた。問題は民主化後だ。87年体制以降、大韓民国は30年間、どこに向かえばよいのか分からずにいる。なぜか? 前例がないためだ。外国の先進国も私たちのような進化過程を踏むことはできなかった。自ら先例を作り出さなければならない、抽象的な段階に達したのだ。それは哲学的基盤が必須だ。私たちは今まで一等だけにこだわってきたが、一流というものを経験したことがない」

--一等と一流はどのように違うのか。

「一等がほぼ同じレベルのなかで争い、勝つことだとしたら、一流は全く違う次元で真っ直ぐ立つことだ。一等が戦術的に行動することだとしたら、一流は戦略的に思考することだ。サムスンが一等だとしたらアップルは一流だ。結局、一流というのは新たに土俵を作ることができることであり、それは哲学的な思考があってこそ可能だ。反面、大韓民国の人材は他人がもう整えた土俵で競い合うすべしか知らない。挑戦や冒険もしないで、ただそこから押し出されないようにあくせくしているだけだ。知識を収入し移植だけするだけで生産することはできない。最近の梨花女子大事態などは偶然ではない。知識の生産という医師が病気を治療するような原理だ。社会の問題を把握してこれを修正していく過程だ。倫理的判断が介入しなければならない。自然と知識の生産には倫理的・公的経験が伴う。知識人の堕落は、結局、知識の生産の経験がなかったという反証だ」

--ある程度もがいてみたからこれくらいのところまでは来れたということなのではないのか。

「私たちの過去を全否定しようというわけではない。だが、従来の思惟方式ではもう前に進めない。今、世界は事実上、19世紀産業革命以降の固定化された社会経済構造と世界支配秩序の延長線にある。その時に形成された先進国と後進国の差は狭まらないでいる。単なる資源や制度の問題ではなく、その本質にある思考体系が違うためだ。戦略的な視線が違うためだ。幸いチャンスがやってきた。デジタル革命や第4次産業革命などパラダイム自体が揺れている。崔順実ゲートという反動的事件は逆説的に私たちが崖の手前まで追い詰められたことを知らせてくれた信号でないか。いま逃してしまったら、表面だけを軽くならすだけにとどまってしまったら、泥沼のなかでもがくだけだ。哲学的思惟は単に人生の余裕ではなく、今や私たちの生存に直結している」


<新年インタビュー>どのようにすれば大韓民国は変わるだろうか(1)

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