国土部の航空監督・運航審査官、27人中21人が大韓航空出身者
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.20 10:13
国土交通部(国土部)で航空会社に対する監督業務を担当する航空安全監督官が大韓航空出身者に偏っていることが分かった。このため国土部が趙顕娥(チョ・ヒョンア)前大韓航空副社長の「ナッツ・リターン」はもちろん、今後の他の事件の調査でも公正性を確保できないという懸念が出ている。
李老根(イ・ノグン)セヌリ党議員が19日、国土部から提出を受けた資料によると、国土部の航空安全監督官17人のうち15人が大韓航空で勤務した経験があることが明らかになった。うち8人は直前の勤務先が大韓航空であり、残りは他の航空会社を経て国土部監督官として採用された。大韓航空での勤務経験がない2人のうち1人はアシアナ航空、別の1人は外国航空会社出身者だ。