GMアジア太平洋本部を韓国に移すというが…中国400万台市場は含まれず(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.11 11:26
韓国GM事態が収拾に向かっている。韓国政府は10日午前、産業競争力強化関係長官会議を開き、韓国GM経営正常化法案を確定した。71億5000万ドル(約7900億円)を投入して会社を立て直すことが核心だ。政府は会計法人の調査結果に基づき、競争力がある新車の配分と固定費削減努力が履行されれば営業正常化と長期的な生存が可能だと判断した。
ひとまずGMが64億ドルを負担する。このためにGMは韓国GMの従来の貸出金28億ドルを年内に株式化ことにした。過去の問題に対して大株主が責任を負うということだ。36億ドルは新たに投資する。設備投資や貸出金利支援に必要な資金だ。
2大株主の産業銀行も7億5000万ドルを出資する。これに関し金東ヨン(キム・ドンヨン)副首相兼企画財政部長官は「全体回復資金の約10%を産業銀行が支援するが、他の外国投資企業がその程度の新規投資をすれば政府がどのように反応したかも考えなければいけない」と述べた。税金投入をめぐる論争を意識した発言だ。