軽量化に逆行する韓国車…ジェネシスは200キロ、ソウルは140キロ増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.14 13:10
現代(ヒョンデ)自動車が先月発売した新型「ソナタ」は重量1460キログラムだ(2.0CVVL基準)。以前のモデルの1415キログラムより45キログラム増えた。新型「ジェネシス」は以前のモデルに比べ150~200キログラム重くなった。起亜(キア)自動車が昨年10月に出した「ソウル」もやはり60~140キログラム重くなった。燃費もソナタは小幅に改善されたがジェネシスとソウルはむしろ悪化した。世界の自動車業界の軽量化の流れに逆行しているのだ。
現代自動車は、「重量増加は安全性強化に向けた選択だった」と説明する。現代自動車のソナタは開発段階から安全性強化に焦点を合わせた。米国道路安全保険協会(IIHS)のスモールオーバーラップ衝突テストが代表的な基準指標だった。車を時速40マイル(約時速64キロメートル)の速度で運転席前部の25%に衝突させた結果を測定するこのテストは、自動車衝突試験で最も精密な評価とされている。ジェネシスは7日にスモールオーバーラップを含めたIIHSの安全度評価29項目ですべて最上級の「GOOD」の判定を受けた。乗用車がIIHS評価で全部門最上級を取ったのは初めてだ。