フュージョン韓国料理店がNYT‘ベストニューレストラン’に

フュージョン韓国料理店がNYT‘ベストニューレストラン’に

2007年12月28日18時47分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
写真拡大
  

26日午後(現地時間)、若者が集まる米ニューヨークのイーストヴィレッジ13番街。 20坪足らずのレストランでは、若者が野菜の豊富な独特の料理を食べている。 韓国のポッサム・サムパブ(豚肉などを野菜に包んで食べる料理)を応用したフュージョン料理「ポーク・バン」(Pork Bun)」と「ライスボウル」(Rice Bowl)だ。 長い時間煮込んだ豚肉が口の中でとろける。

  この店は26日付ニューヨークタイムズ(NYT)が「2007年ベストニューレストラン」1位に選んだ「モモフク・サム・バー」(Momofuku Ssam Bar)。 すい星のように現れ、数多くの賞を受賞している韓国人料理人デビッド・チャンさん(30、韓国名チャン・ソクホ)が昨年9月にオープンしたフュージョン韓国料理店だ。 NYTはこの店を「今年最も話題になった飲食店。カウンターで食べるために客は喜んで1時間以上も待つ」と紹介した。

  チャンさんの人生は店のメニューのようにユニークだ。 バージニア州で生まれたチャンさんは州ジュニアゴルフチャンピオン、アメリカンフットボール奨学生になるほどのスポーツマンだった。 それでもチャンさんはコネチカット州トリニティカレッジに進学し、宗教学を専攻した。 大学を卒業した後、彼の人生はまた激変する。 両親の意向でニューヨークウォール街へ行き、金融会社で働いた。

  しかしこの道も自分の道ではなかった。 移民1世として食堂を経営してきた親の影響か、幼い頃から料理に関心があったチョンさんは、結局、飲食業に人生をかけることを決心した。 彼はニューヨークの料理学校「フレンチ・カリナリー・インスティチュート」に入り、料理の基礎から徹底的に固めた。 その後、日本・東京に渡った。 チャンさんはパークハイアットホテルのレストランで働き、名人から麺づくりを学んだ。

  この秘法を基礎に彼は04年、「モモフク・ヌードル」という麺専門店をニューヨーク大付近のイーストヴィレッジにオープンした。 この店が人気を呼び、チャンさんは一躍アジアフュージョン料理のスターに浮上した。 日本式の麺でスタートした彼はその2年後、ポッサムや雑菜(チャプチェ)など韓国伝統料理に目を向けた。 これも成功し、5月には米飲食業界のアカデミー賞と呼ばれる「ジェームス・ビアード財団賞」(新人料理人部門)を受賞した。

  1月にニューヨークで開かれた韓国料理討論会に出席したチャンさんは「20年前の米国では、生の魚を食べるということは考えられなかったが、今では寿司店はどこにでもある」とし「韓国料理も時間はかかるだろうが大衆化が可能だ」と述べた。 また「成功の秘訣は頑張って働くこと。試行錯誤を繰り返しながらセンスのある正直な料理を出せば必ず成功する」と語った。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事