米運輸省、現代・起亜自動車のリコールを調査
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.22 09:06
米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が現代・起亜自動車の「シータ2エンジン」の欠陥によるリコールの適正性可否に対する調査に入った。ロイター通信が19日に伝えたところによると、NHTSAは現代・起亜自動車が2015年と今年に米国で実施した3回のリコール措置が適切だったのか判断するための調査に着手したと発表した。リコールが不適切だったとNHTSAが判断すれば最高1100億ウォンの罰金が科される。
現代自動車は2015年に米国で販売されるソナタYFからエンジンの騒音とエンジンが止まる現象が発生したことを受け47万台をリコールした。シータ2エンジンが問題だった。このエンジンは起亜自動車にも使われた。だが当時起亜自動車は同じエンジンを装着した車両に対しリコールをしなかったとロイター通信は伝えた。現代自動車は当時「米国工場内の清潔管理問題でエンジンに異物が入り問題を起こした」と説明した。