<チャイナインサイト>中国のTHAAD報復…伝統的な以夷制夷に現代的な遵法闘争を混用(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.01 16:18
中国のTHAAD(高高度ミサイル防衛)報復が終わらない。問題はさらに激しくなっているという点だ。フレームの眼鏡をかけた写真では中国ビザも受けることができない。中国メディアは「行きつくところまで行ってみよう」と話す。中国の圧力はほとんどが遵法闘争の形式を帯びる。隠密で執拗だ。とはいえTHAADを撤回するのも難しい。どうするべきか。韓国のリーダーシップが不在の現在では、中国の報復方式を綿密に分析し、各自が被害を最小化する方法を探すのが最善だ。
昨年7月のTHAAD配備決定直後、中国人民大の時殷弘教授は「中国が経済報復する可能性は高くない」と予想した。しかし中国の報復は日増しにその強度を高めている。ロッテのような大企業から観光バスの運転手など個人にいたるまで、中国のTHAAD報復の衝撃は韓国社会のあちこちで表れている。THAAD配備をめぐる問題は簡単には収まらないようだ。中国の報復がさらに強まるということだ。どうすればよいのか。今までの中国のTHAAD報復手段と方法、戦略などを振り返りながら、我々が受ける内傷を最大限に減らす方法を見つける知恵が必要だ。