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【コラム】韓国の先進国入りを妨げる不信の壁(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.04 14:21
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最近の▼BSE(牛海綿状脳症)事態▼セウォル号惨事▼中東呼吸器症候群(MERS)事態などが社会的に大きなイシューに拡大して途方もない経済的コストを支払わなければならなかったことも、地域と階層の感情にともなう不信が摩擦・対立を増幅させて問題解決を遅延させたためだ。不信は市場の不確実性を拡大させて経済成長を妨げる。経済は取引の流れが円滑に成り立ってこそ活性化する。しかし他人への不信と不確実性が拡大する場合、経済取引が萎縮して流れが停滞するものであり、社会が不合理で不公正な場合、個人は社会の規則や規範に従えば、かえって自身だけが不利益を受けると判断して行動することになる。結局このような行為が日常化しながら社会的不信が拡大・再生産されるのだ。

近代になって英米圏諸国が世界最強国に飛躍できたのは、信頼を基に社会の摩擦・葛藤を発展的に克服しながら経済制度を効率的に運営したためだ。それならばこれらの国がどのようにして社会的信頼を確実に構築できたのだろうか。その根底には、まさに合理性・公正性・透明性がある。これらの国は透明な意志決定過程で設定された合理的制度をいかなる短期的状況変化にも揺らがずに実行する過程を繰り返しながら自然に政治だけでなく社会への信頼度が高まることになったのだ。

 
韓国社会は先進国入りを目前にしている。しかし不信の拡大がいわれなき世界的景気低迷の中に陥っている韓国経済の回復と発展を遅延させ、さらには大韓民国が成熟した社会に進む障害物として作用しているのが現実だ。

先進国への飛躍のために社会の各界各層が合理性と公正性の復活を基礎に社会の信頼性の回復と葛藤の克服のための協力に出なければならない時だ。「誰も信頼しない者は、誰の信頼も受けられない」という言葉が唯一この頃、耳元をぐるぐる回っている。

イ・トクフン輸出入銀行長


【コラム】韓国の先進国入りを妨げる不信の壁(1)

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