FIFA公式スポンサー「カタールに厳正な調査を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.10 11:06
2022年のサッカー・ワールドカップ・カタール大会をめぐる再投票の圧力が強まる中、国際サッカー連盟(FIFA)の主要公式スポンサーが招致不正疑惑の調査を促した。
2030年までFIFAと後援契約をしたアディダスは8日に声明を通じ、「FIFAをめぐる否定的な議論はサッカーとFIFA、スポンサーにとって良くない」として徹底した調査を要求した。ビザカードやソニーも現在進められているFIFAの内部調査が厳正に執行されるよう望むという声明を出した。FIFAの公式スポンサー6社に属するこれら3社は昨年だけで総額1億8000万ドルの後援支援金を出した。FIFAは昨年中継権料契約などで14億ドルを稼いだ。
カタール大会招致の不正疑惑を集中報道した英サンデータイムズは8日、モハメド・ビン・ハマム前カタールサッカー協会会長がワールドカップ開催地選定を前後してカタールの官僚らと各国政府間で貿易取り引きを仲介したと報道した。ハマム氏はFIFA関係者らに総額500万ドルほどのわいろをばらまいたという疑惑を受けている。