「韓国、エッチングガス含む20核心品目の供給難、1年以内に解決」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.06 08:52
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金尚祖(キム・サンジョ)政策室長が5日午前、青瓦台で記者らに対し「近いうちに5大グループの企業家と会う」と述べた。サムスン、現代車、SK、LG、ロッテの5大グループの副会長という。日程は8日という話が出ている。金室長は日本のホワイト国除外措置に対応するため青瓦台に設置された状況班の班長でもある。政府関係者は「金室長が日本のホワイト国除外措置(2日)を予想し、政府の対策に関連して5大グループの副会長ともあらかじめ意思疎通していた」と伝えた。
政府レベルではこの日、関係部処合同で6大分野100大核心戦略品目を1-5年以内に国内で供給するという内容の「素材・部品・装備競争力強化対策」を発表した。技術の確保が急がれる「20大品目(短期)」は1年以内に、自立化に時間がかかる「80大品目(長期)」は5年以内に供給を安定化させるのが目標だ。
フッ化水素、レジストなど20大核心素材については米国、中国、欧州(EU)など輸入国多角化を進めることにした。また、国内外から代替素材が供給されれば需要企業が適合性をテストできるようセラミック技術研究院など4大素材研究所に実証・量産テストベッドが構築される。また、補正予算2732億ウォン(約238億円)を投入し、潜在力のある候補企業に2週以内に計957億ウォンを支援するなど案も施行される。