チョン・ユラ容疑者の逮捕状再請求…馬の交換で犯罪収益隠匿した容疑
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.19 09:29
検察特別捜査本部が崔順実(チェ・スンシル)被告の娘もチョン・ユラ容疑者(21)に対する逮捕状を18日に再請求した。チョン容疑者に対する最初の逮捕状が裁判所で棄却されてから半月ぶりだ。特別捜査本部関係者は、「既存の犯罪事実に犯罪収益隠匿規制法違反容疑を追加した」と明らかにした。これに先立ち検察はチョン容疑者に梨花(イファ)女子大学入試・学位不正(業務妨害)と清潭(チョンダム)高校の不正出欠(公務執行妨害)容疑を適用して2日に逮捕状を請求したが翌日棄却された。裁判所は「チョン容疑者の犯罪加担程度は低い」などの理由を挙げた。
検察はその後チョン容疑者を2度呼んでサムスンの乗馬支援に対し集中的に調査した。これに先立ち朴英洙(パク・ヨンス)特別検察官チームは崔被告がサムスンから提供された犯罪収益である馬「ビタナV」などがメディアに露出すると別の馬と交換することでこれを隠匿しようとしたと判断した。サムスンは2015~2016年にチョン容疑者に馬場馬術用にビタナVなど3頭の馬を提供した。3頭の価格は合わせて30億ウォンを超えた。昨年10月に崔被告は馬仲介業者を通じこれらの馬を別の馬と交換し、価格差に伴う代金は崔被告所有のドイツ法人コアスポーツが支払った。