【時視各角】サムスンのせい、サムスンのおかげ(1)

【時視各角】サムスンのせい、サムスンのおかげ(1)

2015年06月25日13時17分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  世界の富豪は疾病への関心が高い。疾病は風や日差しのように万人に平等だ。その中でも伝染病は特に無差別的だ。富豪だからと手加減したり権力者だからと避けたりはしない。富豪も恐れるほかはない。米国の不動産財閥ドナルド・トランプは細菌に対する極度の恐れから他人と握手もしないことで有名だ。ポップの皇帝マイケル・ジャクソンもやはり細菌恐怖症のためマスクと手袋を手放さなかった。ビル・ゲイツは5月、「スペイン風邪で死んだ人は第1次世界大戦で死んだ人より多いが、スペイン風邪がどこからきたかはわからない。次にまたこうした伝染病が広がれば250日以内に3300万人、カナダの人口に相当する人が死んでいくだろう」と心配した。

  防ぐ方法はひとつだ。伝染病がはびこらないように芽を摘むことだ。万人の前に平等だとしても伝染病は事実上貧困病でもある。衛生と感染は互いに相克だ。自分の家庭、職場、自分の国の衛生を高めることだけが伝染病から自由になれる道だ。わが国だけだろうか。最近のグローバル時代にはひっそりとしていた国の新型伝染病が突然自分に訪ねてくるかもしれない。地球単位の防疫が必要だ。

  だからだろうか。富豪の寄付や慈善が伝染病退治に集まっているのはきのうきょうのことではない。ビル・ゲイツが代表的だ。彼はこのほど今後5年間に伝染病ワクチン開発に15億ドルの支援を約束した。ビル&メリンダ・ゲイツ財団を通じSKケミカルにも腸チフスワクチンの臨床試験に使うようにと490万ドルを支援したりもした。ビル・ゲイツは普段から「創造的資本主義」を主張してきた。金を稼いで利益を残した上で貧しい人を助ける資本主義だ。疾病退治用の寄付は創造的資本主義の実践でもある。マイクロソフトの共同創業者ポール・アレンもエボラ退治に使うとしてアフリカに1億ドルを寄付した。マーク・ザッカーバーグも米疾病管理予防センター(CDC)に2500万ドルを寄付した。

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