韓国石油化学業界、中国発の景気鈍化に「危機感」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.04 15:10
尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官が突然、石油化学業種に対する構造調整の必要性を強調し、その背景に関心が集まっている。尹長官が注目していると言及した石油化学・鉄鋼・自動車・製油・造船など5つの業種の中で石油化学業種の実績が相対的に良好なため特にそうだ。
5大業種のうち鉄鋼・造船業はすでに構造調整に入った。一方で石油化学業種は構造調整の無風地帯だった。上半期に低い原油価格のおかげで原料購入費用が減りながら相当数の会社が大幅の利益を出したためだ。LG化学・ロッテケミカル・SK総合化学など3社の上半期の営業利益は2兆1105億ウォンで昨年同期より105.6%増加した。